個展施工in奈良コンベンションセンター
マキシマ40角を使用して国際学会での個展施工のお手伝いをさせていただきました。
特殊な和紙を使い光の表現を表わすのですが、その展示紙が大きく(長く)、出来るだけ高さをつけたいが、柱はなるべく細く、そして本数は少なく、目立たぬように、というご要望でした。
基本的に高い構造物を造る際や柱の本数を減らす際などは80角や120角といった太いマキシマを使用するのですが、今回はご要望に合わせて40角で高さ4m、梁も3.5mまで飛ばした構造物を造りました。
細い柱を採用し、更に輸送や搬入を考慮し柱と梁は分割延長式、梁にはテグスのテンションと展示品の重量がかかるため、強度としてはギリギリの所を攻めました。
搬入から展示品設置まで1日で行う予定でしたが、無事計画通り組立て&展示することができ、ご発注いただいた芸術家の方にもご満足いただけたようで、良い仕事が出来ました。
美術館や芸術関連の施工は完成後が華やかで気分もいいですね。