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    オクタノルム本社 in Stuttgart

    ユーロショップの熱気がまだ冷めやらぬ中、オクタノルムジャパン主催のビジネスツアーを実施しました。

    参加者は、弊社が日頃からお付き合いのある施工会社様、印刷会社様、マテリアルのサプライヤー様など。
    せっかくドイツまでユーロショップにお越しいただいた皆様に、もう少し滞在を延ばしていただき、新しくなったオクタノルム本社や現地の施工会社、印刷会社を訪問しながら学び、さらに観光も楽しんでいただきたい――そんな思いから、このツアーを企画しました。

    弊社にとっては初めての試みでしたが、二泊三日のプログラムは予定通り実施することができました。参加された皆様にも楽しんでいただけたのではないかと思います。

    同じ業界の方々はもちろん、業界を越えた新しい出会いや交流も生まれました。ドイツのノウハウや製品を学びながら、参加者同士の交流も深まり、今後のお仕事にもつながる有意義な出会いがあったのではないでしょうか。

    私たちにとっても、とても楽しく、有意義な経験となりました。
    ここからは、そのツアーの様子を少しご紹介したいと思います。

    ツアー初日の2月26日。
    朝、デュッセルドルフを専用シャトルバスで出発した私たちは、アウトバーンを約3時間走り、ハーナウにある施工会社 Werbebau GmbH を訪問しました。

    Werbebau GmbHは、OSPI(Octanorm System Partners International) のメンバーであり、多くのシステム材を保有する中規模の展示会施工会社です。

    繁忙期にもかかわらず、社長のThomasは日本からの訪問を快く受け入れてくださり、温かく迎えてくれました。まずは用意していただいたランチをいただき、その後、ショールームからオフィス、倉庫、加工場、スタッフの休憩スペースに至るまで、1時間以上かけて丁寧に社内を案内していただきました。

    日本の展示会業界では、カーペット業者、電気業者、経師張り業者、家具業者、オーディオレンタル業者など、それぞれ専門の業者が存在する「分業制」が一般的です。
    一方ドイツでは、展示会施工会社がカーペット、電気、レンタル家具、壁面グラフィックの印刷などを自社で準備するケースが多く見られます。

    そのため、施工会社の工場内には木工造作のカットや仕上げを行う機械があったり、大型の印刷機が設置されていたり、大量の電材がストックされていたりと、日本とは少し異なる体制が整っています。こうした点も、日本から訪れた参加者の皆さんにとっては新鮮に映ったのではないでしょうか。

    そして何より印象的だったのは、工場と倉庫のスケールの大きさです。
    部材の保管方法や加工方法、システム材の活用方法など、実際の現場を間近に見ることができ、非常に学びの多い訪問となりました。

    そしてシュトゥットガルト到着後は町の中心地にある人気のドイツ料理店へ。美味しかった。

    ツアー2日目のプログラムは、まず オクタノルム本社の訪問 からスタートしました。

    ロゴが新しくなり、屋外のサインも一新。建物の上には、幅20mの屋外用オクタルミナが設置されています。これが夜になると美しく発光し、本社のランドマークのような存在になっています。

    この日はちょうどOSPIミーティングが開催されており、多くの営業スタッフは別のホテルで業務中でした。そのため私たちを迎えてくださったのは、会長のハンス・ブルーダー。お忙しい中、温かく対応していただきました。

    ここでも、倉庫や加工場、ショールームなどをじっくり見学させていただきました。

    新しくなったショールームでは、オクタウォールプロオクタルミナ など、ファブリックによってフレームを隠すタイプの製品が多く展示されていました。また、オクタルクス の80mmや40mmプロファイルを使った構造や照明の演出など、光を活かした展示も多く見られ、非常に印象的でした。

    オクタノルム本社にて歓迎

    オクタノルム本社の見学を終えた後、再びシャトルバスに乗り込み、ウルム市へ移動。
    次に訪問したのは、グラフィックプリントのスペシャリスト IRACI GmbH

    IRACI GmbHは、大型の印刷機を数多く保有し、高精度かつ高品質なテンションファブリックの印刷を主力とする会社です。展示会用のファブリックグラフィックを中心に、多くのプロジェクトを手掛けている。

    実はこの会社、今回のユーロショップでも非常に印象的でスタイリッシュなブースを出展しており、会場でも多くの来場者の目を引いていた。

    実際の工場では、大型プリンターが並ぶ様子や印刷工程を間近に見ることができ、テンションファブリックグラフィックがどのように作られているのかを学ぶ貴重な機会となった。

    印刷機の多くは幅5mクラスの大型機である。設備のほとんどはファブリック印刷用で、依頼の中心は展示会用グラフィックの印刷だという。

    工場内では、印刷されたファブリックにシリコンを縫い付ける作業を、何人もの女性スタッフが手際よく進めていた。彼女たちの見事な手さばきには思わず見入ってしまうほどであった。

    また、この10年の間にIRACIは大型印刷機を何台も導入しており、現在も工場の拡張を進めているとのこと。こうした状況からも、テンションファブリックの需要がドイツでも確実に増えていることがうかがえた。

    印刷会社視察後はウルム市にてフリータイム。

    ウルム市の中心にそびえる ウルム大聖堂(Ulmer Münster) は、塔の高さが約162mあり、世界で最も高い教会として知られている。14世紀に建設が始まり、完成までに約500年を要したゴシック様式のプロテスタント教会で、そのスケールと迫力には圧倒される。

    ここからは数時間の自由時間とし、参加者の皆さんにはショッピングや街の散策を思い思いに楽しんでいただいた。夜は街を見渡せる眺めの良いイタリアンレストランでディナーをとり、ツアー2日目の夜をゆっくり過ごした。

    ちなみにこの町は、あのアインシュタインの誕生地でもある。街のあちこちでアインシュタインの像やモチーフを見かけ、思わず写真を撮りたくなるスポットも多かった(笑)。

    ツアー最終日は観光プログラムである。
    バロック文化が色濃く残る美しい街、ルートヴィヒスブルク を訪れた。

    まずは、ドイツ最大級のバロック宮殿である ルートヴィヒスブルク城 をガイドとともに見学。華やかな宮廷文化の雰囲気を感じながら宮殿内を巡った。

    実際に訪れてみると、そのスケールは想像以上である。1時間かけて見学できたのは宮殿の半分ほどで、見た部屋数は約20。それでも、この宮殿には全部で440もの部屋があるというのだから驚きである。

    見学の後は、歴史あるビアガーデン Zum Badgarten でランチタイム。伝統的な料理と開放的な雰囲気の中で、ツアー最後の食事をゆっくりと楽しんだ。

    こうして二泊三日のビジネスツアーは無事終了した。
    ご参加いただいた皆様に、心より感謝申し上げたい。本当にありがとうございました。